うちかぶの使用方法

 うちかぶを解凍したら、UtiKABフォルダを適当なフォルダ(C:\Program Filesがおすすめ)に置き、UtiKAB.exeのショートカットを「スタートアップ」に作ってください。うちかぶはいわゆる「常駐アプリケーション」ですから、ウィンドウズの起動に合わせて実行されるようにして欲しいのです。

タイトルだけのウィンドウ  実行されると、まず画面左上にタイトルだけのウィンドウが表示されます。タスクトレイにアイコン(アイコン(小))が表示され、またタスクバーにもウィンドウのひとつとして表示されます。ウィンドウのタイトルは最初「うちかぶ」と表示されています。

 ここで、エディタか何かを開き、文字を打ち込んでみてください。ウィンドウのタイトルが数字に変わり、その数字が増えていくでしょう。この数字が、打ったキーの数になります。
 どんなキーであろうと、打ちこまれたキーはすべてカウントします。そのため、SHIFTキーやCTRLキーを押したときにもカウントとされます。また、当然英文よりも日本文の方がIMEの関係で入力数は増えますし、入力ミスの訂正やショートカットキーの関係で、書き込んだ文字数よりもずっと増えます。文章量という結果よりもずっと多くの見えない努力をしている、ということの証明と言えるかもしれません。ちなみに、リピートはカウントしません(笑)。

 ウィンドウ表示は、タスクトレイのアイコンを左クリックすることで、「ウィンドウ消去>タスクバーだけ>ウィンドウ表示」と変化しますから、いちばん使いやすい状態を選んでください。ウィンドウの位置や表示状態は終了時に保存されます。また、ウィンドウは常に前面に表示されるので、見失うことはないでしょう。

終了ダイアログ  アプリケーションを閉じたとき、またはウィンドウズを終了させた時に、ダイアログボックスが表示され、その起動中に何回キーを叩いたかが表示されます。このダイアログは自動的に数秒ほど経てば閉じます。紅茶でも飲みながら「今日も1日働いたなぁ」と感慨にふけってください。この「閉じるまでの時間」は「確認ダイアログ」の設定で変更できます。

起動時ダイアログ  また、2回目以降の起動時には、確認のダイアログが表示され、前回のカウント数から数え始めることができます。1日に何回もウィンドウズを立ち上げるが、1日の総打ち込み数をカウントしたい場合に利用してください。また、終了時のカウント数を忘れたときにも便利です。この「リセットするかしないか」は「リセットのタイミング」の設定で変更できます。

 ずーっと使っていくと、突然ファンファーレが鳴ることでしょう。ファンファーレは、キーを1万回叩いたごとに鳴ります。「自分の疲労の目安」として使ってみてください。この「ファンファーレ」は「サウンド」の設定で変更できます。

 このアプリケーションで、客観的な仕事量を計測できます。毎日記録して「私はこれだけ働いているから給料ちょうだい、休みちょうだい」という口実にしてみてはいかがでしょうか<ならねぇって

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