KAB-studio > Machician > 用語 > 装甲多脚
Machician - 用語【装甲多脚】

 装甲多脚(そうこうたきゃく)。
 2本の腕と6つの足を持つ装甲車両。二人乗り。
 元は軍用車両。中国に配備されていた物の横流し品。
 走破性は非常に高く、坂道を難なく上り下りし、途中で静止することもできる。車輪はついていないが、6つの足で最高時速40キロを出す。
 両腕は基本的にハードポイント代わり。本来は主兵装を取り付け、火器管制装置と連動させて射撃を行う。これを、ジャージはOSごと入れ替えて器用な動きができるようにしている。
 固定兵装として両腕可動部後方に機銃が着いていたが、これは「コロナの水」噴出口になっている。


 この時代では、無補給で長期間(最低1ヶ月)滞空が可能な航空兵器が開発され、「空からの地域制圧力行使」が可能となっている。そのため、地上兵器の開発そのものが進んでいない。
 また、たとえばこの装甲多脚一個大隊が、戦闘に特化したAPひとりに全滅させられることもあるなど、パワーバランスがこれまでの常識に当てはまらなくなっており、それに伴いこの装甲多脚も製造中止、廃棄を待つのみとなり、それが巡り巡ってこんな所で変なことに使われるハメに。